現在、父は90歳で、介護認定は要支援1。
1番下のクラスです。
自分は医療人でありながら、介護のことはあまり知りませんでした。
今回、いろいろな事がわかりました。
介護には、たくさんの種類の人が関わり、マンパワーがないと成り立ちません。
今まで、出会った人たちは、皆、一様に親切で素晴らしい人格の人たちでした。
特にケアマネージャーの方は、介護ベットや階段の手すり、室内の手すりなど、
色々な設備を教えていただき、手配していただき、感謝しかありません。
前回介護認定を受けたときは、父は張り切ってしまい、なんでも自分でできると
豪語していました。
私も初めてだったので、父がうまく答えられない時に、ついつい口を出してしまい、
本来の状態より元気な判定になってしました。
実際は、一人ではお風呂に入れず、外を出歩くこともできず、2、3段の階段でも
後ろ向きに転倒してしまうほどの状態です。
半年の間に、救急車のお世話に5回もなり、
同じ話をなん度も繰り返したり、怒りっぽくなったり、
妄想とも思える話をしたりと、どんどん大変になってきました。
夜中にカーテンの裏からたくさん虫が出てきて、気持ち悪かったとか、
携帯に何度もNTTから連絡があって、眠れないとか、
以前から口は悪かったのですが、以前にも増して人の悪口を言うようになってきました。
高齢だからと納得するしかないのですが、自分も90になると同じような振る舞いを
するようになるかと思うと、正直、長生きはしたくないとさえ思うようになりました。
もし、介護のシステムや介護の人たちが手助けしてくれなかったら、と思うと
ありがたさが身に染みます。
本当にありがとうございます。
今後は、少しでも何かの役に立ちたいと思い、古民家再生など
地域が活性化するようなことをやっていきたいと、強く思いました。
なにしろ、地域活性化委員会、委員長ですから(笑い)