このままでいいのか?
気がつけば、妻の体重は結婚した時より30kg増え、自分より重くなっていました。
心療内科の先生に相談すると、消化器科を受診するようにすすめられました。
そして、初対面の先生は、妻に向かってこう言いました。
“だめだよ、こんなに太ってちゃ。
肝臓なんか脂肪で見えないじゃない。
薬もたくさん飲んでるね。
副作用知ってる?
何?
言われるがままに飲んでるの?
疑問に思ったら質問しなきゃ。
自分のことなんだよ!“
私自身、よくぞ殴らなかったと思います。
泣きそうにうなずく妻の横で、私は耐えきれず怒鳴りました!
“パニック障害でしょうが!
寝たきりになってるんだよ!
今日もやっときたんだ!
電車とバスに乗って。
どれほど頑張ってきたか、あんたわかって言ってるのか?
あんたそれでも医者か??!!!
あまりの剣幕にたじろぎながら、言いました。
“はっきり言わないと、伝わらないのことが多いので、つい言いすぎました。“
そのご肝臓癌の疑いもあるとの事で、いろんな検査を受けました。
できない検査もありました。
MRIは狭くてガンガン音がするので、できませんでした。
無理に検査するのは、やめました。
妻が出来ないと、子供のように泣くからです。
なんとかして、私が治すと決めました。
できる事は何か?
自分で勉強して、考える。
肝機能の数字が悪いのは、大量の薬のせいだと考え、色々調べました。
そこで、「精神科は今日もやりたい放題 内海聡 」 という本に出会い、
薬を全てやめる決断をしました。
その本には、うつ病やパニック障害なんて 病気は存在しない。
あるのは、薬漬けにする医者とそれを求める患者と家族。
衝撃的でした。
薬をやめるには、家族の覚悟が必要とも書いてありました。
他にも「日本の薬漬けを斬る 内海聡 中村信也 」
「のんではいけない薬 浜六郎 」など数十冊の本を読み決断しました。
覚悟はある。
後は妻の気持ちだけど、、、
妻に話すと、やめたいとはっきりとした答えが返ってきました。
元気になりたい。
笑いたい。
次はその方法です。
医者にやめることを伝えると、猛反対されました。
想定内です。
周りの人からも、猛反対されました。
想定ないです。
責任は、自分がとる。
その覚悟で、頑張る。
どうやって薬をやめるのか?
いっぺんにか?
徐々にか?
またまた考えます。
玉手箱あけたら第18話に続く