長女からのメール
“ パパと直接話すと私はすぐ泣いてしまうので、メールにします。
私は将来がすごく不安です。
コミニュケーション能力に自信がないし、人と話すのが嫌だと思う時があるし、
何か取り柄があるわけでもないし、そもそも学校にすら通えてないし、
生きている意味がないんじゃないかと思い出したので、パパに救助要請です。
私は今、頭の中が暴走しておかしくなって自分では止められなくなっています。
助けて “
急いで帰宅し、彼女の無事を確認しました。
そして、謝りながら、今の自分の気持ちを話しました。
“パパは、君が高校に行くようになって、知らないうちにもう大丈夫だと安心していました。
そのため、外出する機会が増え、家族と関わる時間が少なくなってしまった。
ごめん。
どん底から這い上がり、後はどんどん良くなると勝手に思っていた。
でも、本当に大丈夫か?という心の不安はいつもあった。“
長女は黙って聴いていました。
話終わった後、問いが頭の中に浮かびました。
不登校ではダメか?
どうあって欲しいのか?
今、幸せか?
そして、一つの答えを出しました。
玉手箱開けたら 第14話に続く